今日、↓を読了しました。

新版Perl言語プログラミングレッスン入門編
新版Perl言語プログラミングレッスン入門編

実は、プログラミング言語の本をcover to coverで読み通したのは本書が初めてだったりします。『たのしいRuby』は、5分の3(全5部中、第3部まで)で止まってます。

仕事で使っているPHPやSQLはつまみ食いで身につけたし、JavaScriptに至っては、見よう見まねの域を出ません(jQueryのドーナツ本は最後まで読みましたが、jQueryは言語とは呼べないでしょう)。


本書が読み通せたのは、ひとえに、著者である結城浩氏のおかげです。配列のようなプログラミング初心者のつまづきがちなポイントや、正規表現のような苦手とする人の多い分野を、類書よりもはるかに丁寧に解説しています。

内容が全部分かったかというとそんなことはなく、Perl独自の部分はやったそばから忘れてたりもするのですが、他の言語でも共通する部分(正規表現の基本文法等)はしっかりと身につきました。

これで、今月末のYAPCに参加するのに最低限の予習はできたかな、と。


次のステップは『初めてのPerl 第6版』といきたいところですが、その前に一度、仕事で使う言語について、知識をしっかりさせておこうかな、とも思ってます。今まで、PHP+SQLは、仕事で必要になる→調べる という学習法がメインで、実際効果も上がっています。

しかし一方で、PHPのオブジェクト指向の部分などは、利用することはあっても自分で書くことはないため、理解が不十分。

SQLに関しては、基本的なCRUD文さえ書ければ仕事にはなりますが、応用的な書き方ができると省力化が出来ます。私の経験だと、SELECT DISTINCTを知らなかったばかりに、PHP側で重複レコードを弾く処理を書く、というムダをやったりしました。「SQLで工夫してPHPはサボる」と「SQLはサボってPHPで頑張る」だと、SQLで工夫したほうが処理の効率も良くなるようです。

ということで、しばらくはPHPやSQLの学習をメインにしようと思ってます(将来性を考えるとJavaScriptなんでしょうが、最近は仕事でJavaScript書く機会がない…)。