最近話題のテキストエディタSublime Text 2、去年の夏、MacBook Airを買ってすぐの頃、エディタを色々放浪していた時期に試しました。が、良さがイマイチ分からず、CotEditorに落ち着いた記憶があります。
その後記憶の彼方に追いやられていましたが、最近になってSublime Text 2を使う機会がありました。使用環境は、自分のMacBook Airではなく、会社のWindows PCです。
このWinodows PC、PhpStorm等で数千行もあるPHPファイルを編集すると、一箇所変更するごとに一瞬固まります。これがストレスになって、代替となるエディターを探していたところ、Sublime Text 2が候補に上がりました。
Sublime Text 2、見た目のイメージからMac専用と思ってましたが、Mac/Windows/Linuxに対応した万能選手です。現在、私が気に入っているポイントを挙げておきます。
- フォントが綺麗。Windows環境で日本語フォントの表示が残念なエディタも散見されるが(e.g. PhpStorm)、Sublime Text 2は何も設定しなくてもフォントが綺麗。
- シンタックスハイライト。デフォルトでPHPが入っているので設定不要。ActionScriptも入っているのが嬉しい。
- コード補完。IDEほど賢くはないけれど、それなりに使える。また、"や(){}等の記号の補完もしてくれる。インデントも賢い。
zen-codingを標準装備。HTMLファイルで「html」と入力した後にtabキーを押すと、html文書の基本要素が展開される。もっとも、デフォルトではフル装備ではない模様で、「html:5」やCSSの展開はしてくれない。(拡張機能をインストールすれば可能と思われる)- ↑で紹介した「html」+ tabキーでのコード展開は、コード補完によるものだった。zen-coding(現在はemmetという名前で新プロジェクトになっている)は、拡張機能でインストールできる。
一方、IDEと比較した欠点として、コードのエラー発見等はやってくれないので、編集時に凡ミスが増えます。本来であれば、巨大なコードの編集にこそ、IDEを使いたいところなのですが…。ともあれ、Windows PCでのPHPの編集、しばらくの間はSublime Text 2でいってみようと思います。
Sublime Text 2の使い方に関しては、ドットインストールのレッスンがオススメ。設定の変更からパッケージ管理まで解説されてます。